DIARY|記録

      秋友 かんな の記事
      author : 秋友 かんな ( 2015年8月21日 11:53 AM )

      駆け抜けていった7月


  • 日常で見聞きする漠然と大きな国や人種、民族性あるいは宗教のイメージって、どれくらい信憑性があるんだろう?

    人として(個)と向き合う時、その関係性を深めていくと、その観念はほぼあてにならないと感じるし、いかに個と知り合うことが重要であるかを、あらためて痛感させてくれる。

     

    7月8日〜8月3日まで、沖縄で作品制作をするために滞在していたオランダ在住の韓国人アーティストとの出会いも、日々さまざまな対話を重ねるごとに、いろんな思いが奮起させられた。

    もっといろんな国のいろんな人と出会い、見聞を深め、もっといろんな世界観を共有したい!と、あらためて思った。

    その奮起させられた思いは、以前から実行したいと思いながらできていなかった企画に着手する原動力となり、さっそく動いている。

     

    これからも、仕事以上の関係性(信頼)を築くために、現状できるベストな方法で、人の受け入れにも対応していきたい。

     

    受け入れの際は、毎回まず案内するのが、滞在先となる沖縄市一番街商店街周辺。

    滞在中は、住むように過ごしてもらうため、日常で感じたことを率直に聞けるのは何より貴重で、いちいち心に留めている。

     

    そんな今回の沖縄案内と制作サポート含めたコーディネートは、要望により沖縄戦跡を巡る時間が大半を占めた。

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    1. author : 秋友 かんな ( 2015年7月25日 12:02 PM )

      オランダ⇔オキナワ


  • 【自主活動】滞在・リサーチ、制作のアシスト

     

    現在(7月8日〜8月3日まで)、リサーチと作品制作のため沖縄に滞在中のオランダ在住9年目の韓国人アーティストSanghee Song(サンヒ・ソン)さん。

    作家HP>http://www.dalgrian.com/

     

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    画像:ある制作現場での一コマ

     

    今月17日までは、オランダ国営のアーティストインレジデンスで働くオランダ人が同行していました。

    ライクスアカデミー>http://www.rijksakademie.nl/

     

    sangheeOKI2015(4).jpg

     

    海外から個人的に(初対面の)人を受け入れるのは、サンヒさんで二人目になります。

     

    前回のニューメキシコから訪れた島野芳子さんの時もそうでしたが、誰かと何かを共有し共に考え、それが目的の一端であっても(あるいは人生の一ページにすぎなくても)、互いが「ありがとう!」と心から言える関係性に出合った時、その喜びはかけがえのない信頼性を生みます。

     

    この心の触れ合いこそ、人を迎える(受け入れる)行為をやめられない原因なんだろうなーと、今回もしみじみ感じています。

     

    これからも(少しづつ)個とのやりとりを通して、そのノウハウを積んでいきます。

     

    また、この(個の)つながりから生まれる、様々な出来事や人との出会い、その一つ一つが、貴重な体験と経験になっています。ありがとうございます。

     

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    画像:ある日の夕刻の海

     

    作家がつぶやいた。海はすべてを見ている。ずっと昔から。海は知っている。ここで何があり、何が起っているか?を。

    この様々な意味を含む言葉が印象的に脳裏から離れません。

     

    今日も制作が続いています。



    1. author : 秋友 かんな ( 2015年3月10日 12:08 PM )

      分岐点☆2015年


  • お疲れさまです。

    毎年この時期は、年度末作業に新年度の準備、確定申告など等バタバタですね。

     

    新たな春を順調に漕ぎ出せるように、日々調整中ですが、計画を実行するために動いていると(度々)、磁石のように(次々)人と場所が重なる時がありませんか?

    直感がビンビンに働く時、それは迷わず動け!の合図だと経験上確信しています。

    そんな時は不思議なもので、縁は連鎖反応を生むようです。

    そして、これまでの活動とこれからの動きが結ばれる瞬間を(何やら)感じます。

    そんな分岐点に立っていると、「やりたいこと」を「やれる」ようにするために「今」やるべきことを確認させてくれます。

    先の「やりたいこと」を見据えて動いていると、その都度、出会うべくして出会う人がいて道を開いてくれる。

     

    慎重になり過ぎて頭でっかちになるより、ワクワクを信じて動く方が福来たる☆

     

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    今月中は慌ただしい日々になりますが、新たな春に胸躍らせています。



    1. author : 秋友 かんな ( 2014年12月17日 08:05 AM )

      『ジュネチック in コザ』閉幕


  • 12月14日(日)11日間続いた『ジュネチック in コザ』閉幕しました。

     

    ご来場いただいた皆さま、関係者及びご協力いただいた皆さま、
    心よりありがとうございました。

     

    5名の招聘アーティストによるリサーチと制作発表は、地域(コザ)の魅力を再確認し、今後の課題を沢山いただきました。

    j1-1.jpgのサムネール画像

     

    何より対話(人とのコミュニケーション)が盛りだくさんで、それは地域で開催するにあたって忘れてはならないポイントです。

    june1-4.JPG

    june1-3.JPG

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    1. author : 秋友 かんな ( 2014年12月14日 03:40 PM )

      『ジュネチック in コザ』本日最終日


  • 晴れ。
     
     
    人とのコミュニケーションの連続は、多くの学びと気づきがあり、今後に繋げていける確かな「きっかけ」を得ています。ありがとうございます。
     
    イベント(企画)を思案し実施することの重要性を、あらためて実感しています。
     
    肝心なのは、イベントを動かすメンバーがそこにいること。活動拠点がそこにあることは(地域コミュニティーの一員であることは)重要だと感じます。
     
     
    今回、ジュネチックで招聘したアーティストの選考条件は、「地域・社会・環境をどのように表現しようかと考え、その特性を真摯に紡ぎだすアーティストによるリサーチ、制作、発表と交流の場を共に作り上げていけること」でした。
     
     
     
     
    アーティストそれぞれの視点(リサーチ)による制作発表は、感無量です。是非お見逃しなく!!
     
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    ■上原耕生  現代美術家
    会場:ARCADE‐ART SPACES & STUDIOS
     
    過ぎゆく記憶と繋ぐ時、残す記録、表現し伝えること、そんなことを思いながら観ました。
     
     
    ■窪山洋子  BAB works代表、Bloom Gallery主宰
    会場:Book Café & Bar memento
     
    人と場所の関わり方、リサーチの重要性を記録を通して教えられたし、今後の可能性を思案するためのヒントをたくさん得ました。
     
     
    ■豊里 友行  俳人、写真家
    会場:ギャラリーM&A
     
    一瞬一瞬変化し流れゆく時間を捉える。現場、人の表情。会場は熱気に包まれています。観終えた方々が口々に「元気になれた、ありがとう」と残していくのが印象的です。
     
     
    ■藤原パウラ  写真家
    会場:gallery ラファイエット
     
    言葉ではない表現で伝える(伝わる)メッセージ。愛情いっぱい詰め込まれたリサーチは、感動しました。地域に必要な視点を、観た方すべてが感じとったはずです。
     
     
    ■オラワン・アルンラック  現代美術家
    会場:KOZY CENTRAL
     
    初めて訪れる沖縄・コザは、必然的な巡り合わせだったのだろう。場所との関わりをライブ感覚で小説を綴るように制作していく。日常がたまらなく愛おしく感じる、そんな作品、アーティスト。
     
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    【クロージングのご案内】
    どなた様も是非ご参加ください。お待ちしています。
     


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