12月14日(日)11日間続いた『ジュネチック in コザ』閉幕しました。
ご来場いただいた皆さま、関係者及びご協力いただいた皆さま、
心よりありがとうございました。
5名の招聘アーティストによるリサーチと制作発表は、地域(コザ)の魅力を再確認し、今後の課題を沢山いただきました。
何より対話(人とのコミュニケーション)が盛りだくさんで、それは地域で開催するにあたって忘れてはならないポイントです。
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なぜイベントを開催するのか?
その意味を、あらためて認識させられた『ジュネチック』プログラムでした。
肝心なのは、イベントを動かすメンバーがそこにいること、活動拠点がそこにある(地域・コミュニティーにある)ということは重要で、日々、個々人で活動・仕事をする中、皆が参加できる、集える場を作ることは重要です。
そのための「きっかけづくり」として、イベントがあることは大事です。
人によって、イベントではなく継続できる何かをやってほしい!という声があります。
それは、イベントをした後に何が(効果が)残るんですか?という疑問があるのでしょう。
集客力のあるイベントであれば、年に1回(数回)開催するだけで、大勢の人が集い楽しみ、リピーター率も高い。それは(人々が)行くつもりで事前に予定している(楽しみにしている)ということで、そこに「年に一度のイベントだからこそ」の付加価値が生まれ、その時々で終わるからイベントなんだ!という主張に納得ができます。
それと、イベントにはもう一つ、価値があります。
それは、集客や売上による数字ではない(可視化できない)部分の役割りです。
そこに、イベントを実施した後に何が(効果が)残るんですか?という疑問の答え(の多く)があると感じます。
たとえばアイディアの思案であったり、記憶・記録を残すであったり、人や場所(国を超えた)繋がりや交流が生まれるであったり、そんな人をつなぎ得るものがある時間を共有することは大切(必要)だし、そのための「きっかけ」としてイベントがあるならば、それは意義深いことです。
私たちの活動、今回の『ジュネチック』プログラムも、まさにその部分で動いており、今後も様々な人の心に触れる機会、きっかけの場を提供していきます。
この度は、多くの皆様に沖縄市(コザ)へ足を運んでいただけたこと、共に思考できたこと、重ねてありがとうございました。
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